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もふもふっ 珠枝さま!

もふもふっ珠枝さま!   内山 靖二郎
 初読: 2008/09/29~2008/09/29
 ISBN-10: 4840124280
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好きな作品。『神様のおきにいり』シリーズの続編。
私は従来のタイトルの方が好みですね。
心機一転という事なのか、神様以外にも気に入られてるから?(笑

玉枝は家神という、個人的にすごい秀逸と思っている設定があります。『家神は家に福を招く。しかし、他の人に知られてしまうと奪われる(福が逃げる)かもしれないので、秘せねばならない存在である』 という設定。
これは家神という存在を、自分が(家神様が家にいない一般人が)知らない理由を上手く説明したものなっています。(ああ彩里の家には家神様がいないし、友達の家でも見たこと無いけれど、隠しているから会えないのか・・・ということですね。)と同時にこの設定は『家神の存在を秘密にしなければならない』ということで、どうしても物語を環境、人間関係がクローズドなものとします。実際、登場人物を限り閉じた中か、(知人がいる)地元ではないエリアでの物語となっていましたし。

ということで、もっと玉枝が色んなキャラと日常的に絡めるようにしたと言うのが今回の大きな変化点でしょうか。何にどのようにした と言うのを書くとネタばれ(と言う程でもないですが)つまらないので差し控えますが、これまでの延長には違いありません。祀られる存在には違いないし。とすると、主人公の家に住んでいることが問題になるんじゃ?という気がしないでもないですが。

しかし、全般にライトな、そして主人公の女難というラノベテイストが強くなった気がします。これまでの、人と相容れぬ存在という妖怪。その彼らの道理と人間の道理の違い。それを知って尚、架け橋と望むという主人公の生き方。全般のまったりした中に戎であったり猫神たちの妖としての陰惨な側面も描いているというのが、なんとも言えず独特で好みだったのですが そういうのが無くなってしまっている気がします。それが残念。

これから出てくるのかもしれないのですが、なんか安易なポップな方面には流れないで欲しいなと思ってしまったりします。多種あるハーレムみたいになるのはちょっとね

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